19世紀美術

近代美術

斜めの床に並ぶ稽古—ドガ《The Dancing Class》

ドガ《The Dancing Class》(1870年頃)を、右奥へ伸びる床の線、鏡の反射、休む人と踊る人から読む。The Metの作品記録をもとに、稽古場の構図と制作背景を初心者向けに紹介します。
近代美術

鎌と麦畑に残る戦争の記憶—ホーマー《The Veteran in a New Field》

ホーマー《The Veteran in a New Field》を、鎌、刈り株、画面右下の軍服から読む。南北戦争後の希望と喪失を、メトロポリタン美術館の公式解説に沿って紹介します。
近代美術

水面の舟、題名の履歴—ビンガム《Fur Traders》

ビンガム《Fur Traders Descending the Missouri》を、薄明るい空、舟の水平線、水面に映る影から読む。題名が変えられた背景と先住民の交易圏を、The Metの公式解説・寄稿に沿って紹介します。
近代美術

ホーマー《メキシコ湾流》—荒れる海に取り残された小舟

ウィンスロー・ホーマー《メキシコ湾流》を、傾く小舟、波の方向、遠い船、画面内の動物から読む。物語を決めつけずに海景画を見る方法を、メトロポリタン美術館の公式情報と画像で解説する。
近代美術

斜めの舟が歴史を動かす—ロイツェ《デラウェア川を渡るワシントン》

ロイツェ《デラウェア川を渡るワシントン》を、斜めの舟、立つ人物、旗、氷の形から読む。大きな歴史画の勢いを整理する方法を、メトロポリタン美術館の公式情報と画像で解説する。
近代美術

馬の首、脚、手綱がつくる流れ――ローザ・ボヌール《馬市》を読む

ローザ・ボヌール《馬市》では、馬の首、脚、手綱が別々の方向へ走りながら大きな流れをつくる。解剖学的な観察と横長画面の運動を、Met公式情報と画像から読む。
近代美術

チャーチ《ハート・オブ・アンデス》の見方|巨大風景を歩く4つの順番

チャーチ《ハート・オブ・アンデス》を、雪山、乾いた高地、町と水面、滝、熱帯の植物へと視線を移しながら読む。南米旅行のスケッチ、フンボルトの影響、窓のような額とオペラグラスを使った初公開もThe Metの一次資料から解説する。
近代美術

サージェント《マダムX》はなぜ物議を醸した?肩紐と描き直しを読む

サージェント《マダムX》は、なぜ1884年のサロンで物議を醸したのでしょう。描き直された肩紐だけでなく、横顔、腕、肌と黒い衣装、背景の変更をThe Metの公式記録と技術調査から読みます。
近代美術

19世紀パリの人びとは、どこにいた?駅・カフェ・オペラの5作品

19世紀パリの人びとは、駅、カフェ、オペラ、並木道でどう見られたのでしょう。マネ、スティーヴンス、ドガ、カサット、ピサロの5作品から、都市の場所ごとに異なる視線をたどります。